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ネットは偽りの感情であふれていた。こころが動かされるものはどこにもなかった。そこにあるのは、ただの道具だった。ひとを罵倒してストレスを発散し、ひとの悪口と罵倒をまとめて笑いものにし、それによって何がしかの利益を得るシステム屋たちが、「誰とでもつながれるネットによる新しい時代」と汚い口で喧伝していた。まったくお話にならなかった。偽りの感情を延々と繰り返すことだけが容易になっていた。